Sony Burano
https://support.cyanview.com/docs/Integrations/Sony/SonyBurano

カメラの制御方式
Sony Buranoは、2つの方式で制御できます。どちらもIP/Ethernet接続です。
- Buranoモデル(Sony SDK): Sonyの「Monitor & Control」アプリが使っているプロトコルで、露出、ホワイトバランス、録画の制御のほとんどに対応します。当初はこのプロトコルしかなかったため、RCP上では「Burano」という名前になっています。
- CNS-Bridgeプロトコル: Sony純正のRCPが使っているプロトコルです。制御できる項目は限られますが、ブラック、R/Bゲイン、ディテール、マルチマトリックスなどの放送用ペイント制御に対応します。ほかのSonyカメラと同じプロトコルなので、RCP上では「CNS-Bridge」という名前で選択します。
:::caution 同時に使えるプロトコルは1つだけ Buranoでは、同時に1つの制御プロトコルしか使えません。カメラでCNS-Bridgeを有効にすると、SDKの機能はカメラ側で無効になります。この状態でRCPのプロトコルに「Burano」を選ぶと、カメラアイコンは赤のままになります。CNS-Bridgeを有効にした場合は、RCPでも CNS-Bridge を選択してください。
(FR7は両方のプロトコルを同時に使えますが、Buranoでは両者の機能を組み合わせることはできません。) :::
制御機能比較
| 機能 | 内容 | Burano(Sony SDK) | CNS-Bridge |
|---|---|---|---|
| ホワイトバランス | 色温度とティント(R/Bゲインは不可) | ✓ | ✓ |
| AWB / ATW | ワンショットと自動追尾ホワイト | ✓ | ✓ |
| アイリス | マニュアルとオートアイリス | ✓ | ✓ |
| 可変ND | クリア、可変、オート | ✓ | ✓(3段階のみ) |
| ゲイン/EI | dBまたはISOのゲイン、Cine EIモードでは露出指数(EI) | ✓(1dB刻み) | ✓(3dB刻み) |
| シャッター | マニュアル、オート、ECS、OFF | ✓ | - |
| 録画 | ON/OFFと状態表示 | ✓ | - |
| カラーゲイン | R/Bゲイン | - | ✓ |
| ブラック | マスター、R、B | - | ✓ |
| ディテール | マスター、H/V、リミット、クリスプニング | - | ✓ |
| マルチマトリックス | 標準の16ベクトル | - | ✓ |
| タリー | - | ✓ |
可変NDをアイリスジョイスティックに割り当てると、非常になめらかに操作できます。アイリスは露出ノブから引き続き操作できます。
配線
有線接続の場合:

Wi-Fi接続の場合:

Sony以外のレンズを使う場合は、RIOとケーブルが必要です(Canon/Fujinonの電動レンズ、Tiltaのモーター、ARRI C-Forceなど)。
カメラ設定(CNS-Bridgeモード)
Sony純正RCPと同じCNS Bridgeモードで制御する場合の設定です。詳しくはSonyの BURANO Remote Control Guide を参照してください。カメラのメニューで次のように設定します。
Network > Network Setupでユーザー名とパスワードを設定するNetwork > Wired LAN > Camera Remote Controlを Enable にするTechnical > RCP > CNS modeを Bridge に設定する
RCP設定手順
- RCP設定UIで新しいカメラを追加する
- 任意の番号や名前を入力する
- ブランド: Sony を選択する
- モデル: Burano を選択する
- カメラのIPアドレスを入力する
- ログイン名とパスワードを入力する

正しく設定されると、カメラアイコンが緑色になります。

現場での構成例
Sony Burano + Canon 17-120mm(4G)
Chanel(マルセイユ、2024年、Planipresse)での構成です。RIOで次の制御を行っています。
- IP/Ethernetでカメラを制御(シェーディング)
- LANCでカメラを制御(メニュー操作)
- シリアルケーブル(B4)でレンズを制御・給電
- 4G回線で接続し、UHFをバックアップに使用

LANCは任意で、RCPからメニュー操作をしたい場合にのみ必要です。将来的にはSDK経由でメニュー操作ができるようになる見込みです。
有線接続でSony Eマウントレンズを使う場合、RCPはEthernet経由でカメラを直接制御できます。RIOが必要になるのは、ほかの種類のレンズやモーターの制御を追加する場合と、現時点ではメニュー操作やタリーを使う場合です。