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3D LUTプロセッサーとの連携

情報源
この内容はCyanview社公式マニュアルを基に作成しています。最新情報・正確な仕様は必ず公式ページでご確認ください。
https://support.cyanview.com/docs/Integrations/Generic/3DLUTProcessor

概要​

RCPは3D LUTプロセッサーを制御でき、DaVinci Resolve・Premiereなどのグレーディング/編集ソフトとも連携できます。次のようなワークフローが可能です。

  1. カメラから素材(ラッシュ)を取得する
  2. Resolveでグレーディングする
  3. LUTをRCPに書き出す
  4. カメラとLUTを組み合わせて、RCPからライブでシェーディングする
  5. 番組終了時に、RCPからResolveへLUTを書き出す

対応機種​

  • Cyanview VP4
  • Flanders BoxIO
  • AJA ColorBox
  • Blackmagic Teranex Mini

配線​

3D LUTプロセッサーの配線

注記

ノートPCは任意です。必要なのは、セットアップ時とLUTのインポート/エクスポート時だけです。

設定手順​

手順は色補正コントローラーとの連携とほぼ同じです。

  1. RCPのConfiguration UIを開きます。

  2. Configurationタブの「Components」セクションで「+」をクリックします。

  3. 「Video Processor」を選択します。

  4. 一覧から機器を選び、名前とIPアドレスを入力します。

    • [1] 名前(任意)
    • [2] 機器のIPアドレス

    設定画面

  5. 正しく接続できると、ブロックが緑色になります。

    緑色になったブロック

注記

VP4の場合は自動検出されるため、この設定は不要です。

続いてカメラを作成し、「Video Processor」セクションで、いま作成したプロセッサーを選択します。

カメラへの割り当て

注記

この例ではカメラを「Not controlled」にしているため、プロセッサーだけを制御しています。FX9などのカメラ制御とBoxIOの制御を組み合わせることもできます。

使い方​

CC単体およびカメラ+CCの組み合わせでのRCPの操作は、色補正コントローラーとの連携の「RCPでの操作」を参照してください。ここではDaVinci Resolveとの連携を例に説明しますが、他のグレーディングソフトでも流れは同じです。

RCPへの3D LUTのインポート/エクスポート​

グレーディング/編集ソフトから、LUTを「33 Point Cube」形式で書き出します。

ResolveでのLUT書き出し

以下はmacOSでの手順です。

  1. コンピューターを有線でRCPのネットワークに接続し、RCPに到達できることを確認します(下図は固定IPの設定例)。

    macOSのIP設定

  2. Finderを開くと、「ネットワーク」にCyanviewの機器がシリアル番号付きで表示されます。

    ネットワーク上のCyanview機器

  3. RCPをクリックし、「3DLUT」をダブルクリックすると、このネットワークフォルダーがコンピューターにマウントされます。

    RCPの共有フォルダー

    次のように表示されます。exports フォルダーには、RCPから書き出されたLUTが入ります。

    空の3DLUTフォルダー

  4. 書き出したLUTを、コンピューターからこのフォルダー(3DLUTのルート)にコピーします。下図の例では、unsaturated と saturated の2つのダミーLUTをコピーしています。

    LUTをコピーした状態

Windowsの場合

手順はほぼ同じです。

  1. PCに互換性のあるIPアドレスを設定します(RCPのWeb UIをブラウザーで開ける状態にします)
  2. エクスプローラーで「PC」を開きます
  3. 右クリックして「ネットワークの場所を追加する」を選びます
  4. ネットワークアドレスに \\<RCPのIPアドレス>\3DLUT を入力します(バックスラッシュに注意。例: \\10.192.18.4\3DLUT)
LUTファイル名の規則
  • 使用できる記号は -、_、. です
  • 拡張子は .cube にする必要があります
  • 大文字と小文字は区別されます(saturated.cube と SATURATED.cube は別のファイル)
  • スペースは使えません(例: LUT Blackmagic_1.3007_12311817_C012.cube は使用不可)

RCPでの操作​

この構成では、RCPの基本画面は次のようになります。

RCPの基本画面

  1. 「Paint 1 > Color」を開きます。

    Paint 1 > Color

  2. 画面下の3番目のエンコーダーを回すと、コンピューターからコピーしたLUTが表示されます。

    LUTの選択1 LUTの選択2

  3. 目的のLUTを表示させたら、3番目のエンコーダーを押します(Set LUT > Apply)。RCPの設定に従って、そのLUTがプロセッサーのチャンネル(この例ではBoxIOのチャンネル1)に読み込まれます。読み込みが終わると「Apply」は表示されなくなります。

    LUT読み込み後

  4. 以降、RCPでシェーディングすると、読み込んだLUTをもとにRCPがLUTを再計算します。

  5. 番組終了時に4番目のエンコーダーを押す(Save LUT > Save)と、ライブで調整したLUT(元のLUT+ライブシェーディング)が exports フォルダーに書き出されます。

    書き出されたLUT

書き出されるファイル名は X_Y.cube で、Xはカメラ番号、Yはカメラ名です。この例では exports に 1_BoxIO-CH1.cube が作られ、ネットワーク経由でResolveに読み込み直せます。

ダウンロード​

DaVinci Resolveで作成したダミーの3D LUTを公式サイトからダウンロードできます。